リスク管理部門 秋本 朋徳 法人審査部 地域文化研究専攻(大学院)修了/2009年入社

リスク管理とは、「どうすればリスクを最小化し、ビジネスの機会を最大化できるか」、道筋をつけること。

信用リスクの判定に求められる、緻密さとスピードの両面。

収益性の高いビジネスを運営するために、いかにリスクを取り、リスクと向き合うか。金融機関が有するさまざまなリスクのなかで、私が所属する法人審査部では、取引先が契約上の債務を履行できなくなり、融資が回収できなくなるという「信用リスク」を判定するという役割を担っています。担当する企業について、格付けの審査などを通じ、その信用リスクを調査・分析・判断していくことが私たちのミッションです。また、取引先のリスクを継続的・定期的に管理することも私たちの業務となります。
「この企業に対して、この融資案件を実行しても問題ないか?」—この判断を誤ると、当社が多大な損失を被るだけでなく、融資先のビジネス展開にも影響をおよぼすことがあります。かといって、リスクがゼロの取引は存在しません。判断のために緻密さはもちろん必要ですが、一方で、お客さまのビジネス展開を考えればスピーディな決断力も必要です。私たちの仕事には常に、緻密さとスピード、その両面が求められています。

最善の審査のために、あらゆる情報を取ってくる。

「審査」と聞くとあらかじめ準備されたデータや報告書を基に「分析して判定する」というようなイメージが強いかもしれません。しかし私たちに求められているのは、案件の内容をゼロベースで精査し、プロの目から見て「どのような条件が整えば、リスクを最小化でき、融資を実行することができるのか」という道筋を見つけ出し、提案していくことです。法人営業の担当者(RM、リレーションシップ・マネージャー)からの相談や、提出された資料への対応だけでなく、実際にRMと一緒に取引先企業を訪問し、企業の方から直接お話を伺い、具体的な要件を協議することも必要になります。さらに、さまざまな社内外の関係者と連携し、弁護士など法律の専門家の意見も聞きながら、融資の実現の可能性を探っていきます。
こうした連携・協働をするとき、私は常に「適切な判断のために、情報を取ってくる手間を惜しむな」という上司からの言葉を肝に銘じています。最善の審査のために、案件ごとにリスク要因を一つひとつ見極め、正確に状況を把握し、それらが許容可能かどうか測定し判断する。地道な作業の繰り返しですが、最終的に社内での承認が得られ融資が実行できたときは、大きな達成感がありますね。

多様な人材を受け入れ、それぞれの個性を活かし活躍できる。

今年度から、担当企業も持つようになりました。こうして早い段階から責任ある仕事を任せてもらえるというのは、他の銀行にはない魅力ではないでしょうか。現状の私は、これまで審査に携わってきた方々が積み上げてきた経験知や分析方法を学んで、その手法を活用して審査を行うという段階です。今後の目標としては、自分独自の新たな分析方法を発見したいですね。金融知識の幅を広げ、他の部門・部署の業務への理解を深めて、新生銀行ならではの「新たなリスク分析の視点」を付け加えることができればと考えています。
新生銀行は個性を大切にする風土が徹底されている会社です。もともと私は大学では経営や経済を学んでいたわけではなく、哲学を研究しており、「哲学的にお金というものはどのように捉えられていたか?」という観点から金融業界に関心を持った、いわば「異分野」の人間でした。しかし、就職活動でお会いしたリスク管理部門をはじめ、さまざまなバックグランドや多彩な価値観を持った社員の人たちに会って、安心して新生銀行への入社を決めることができました。「こうでなくてはいけない」と決めつけず、「こういうふうにしたら、最大の成果をあげられる」という考え方を、上司を含めて社員全員が意識して実践している。だからこそ、誰もが自然体で各自の個性を活かして活躍できる会社であると実感しています。

秋本が働くリスク管理部門の仕事を見る。

ページトップ