法人部門 戸部 貴祥 ストラクチャードファイナンス本部 企業サポート部 経済学研究科(大学院)修了/2008年入社

「その資料に“魂”を込めているか?」お客さまの事業の成否を左右する一つひとつの数字の重さを実感。

「新生銀行ならではのコンサルティング」で企業を支援。

入社後の2年半は法人部門でリレーションシップ・マネージャー(RM、営業担当)として、自動車、自動車部品、鉄鋼、非鉄、プラントなどの業種を担当してきました。「あなたに任せたい」と言って頂けるまで、取引先に何度も繰り返し足を運び、他行にはできないソリューションを考え提案し、信頼を勝ち得ていく。こうして地道に信頼を得ていった経験は、私にとってかけがえのない大きな財産です。企業に足を運ぶといっても、ただ訪問すればいいというわけではありません。提案のためには、商品の知識はもちろん、取引先企業の事業分析や業界構造なども含めて情報を把握しておく必要があります。多角的な視点で提案を繰り返した結果、新規シンジケートローンへの招聘、大型の新規融資の実行、仕組預金の約定など、成功事例となるような案件を手掛けることができ、今も誇りに思っています。
2010年10月に異動した企業サポート部では、新生銀行ならではのノウハウが蓄積されたコンサルティング機能を発揮しながら、中堅中小企業を中心とした企業再生に従事しています。これまで以上に「取引先の期待に応えるファイナンス支援を行っている」という実感があり、責任の重さとともにやりがいを感じて日々の業務に取り組んでいます。

絆を深めた「資料」の力。ひとつの数字がその企業の未来を背負う。。

企業サポート部で担当した案件に、リーマンショックの影響で売上が激減し赤字に陥った、ある製造業の再生支援の依頼がありました。大幅な赤字ということもあり、融資に関しては特に慎重な判断が求められ、事前の調査は多岐に渡りました。分析の過程で、今回の赤字は企業の事業構造の問題ではなく、外部要因による一過性のものであり、事業計画を見直すことで、将来の改善が見込めるのではないかという仮説を立てました。さまざまな角度から分析を積み重ね、関係者と協議し、承認を得て融資を行うことができた時には、本当に大きな喜びがありました。
現在は、事業計画通りにビジネスが進んでいるかどうか、業績推移を定期的にモニタリングする段階に入っています。また、今回の融資を足掛かりに、お客さまとお互いに良好な関係が築けており、更なる事業拡大に向けたコンサルティングを続けています。何より嬉しかったのは、その企業の社長から「新生銀行は他行とは違う角度で当社を分析し、良質な資料を作って、アドバイスをしてくれる」とお褒めの言葉を頂いたことです。このように将来にわたり、お客さまと中長期的な視野に立って深い絆を築いていけるのも、企業サポート部の仕事の醍醐味だと実感しています。
ソリューションの提案時には毎回、説得力のある情報を具体的な数字や文章として資料に落とし込むことに苦心しますが、その分やりがいは大きいです。上司からはいつも「その資料に“魂”を込めているか?」と強く問われます。企業再生の成否は、我々企業サポート部が作成する資料のなかの一つひとつの数字にかかっている。常にそのことを忘れないように心掛けています。

ファイナンスのプロフェッショナルとして、自立できる環境。

私が就職活動の軸にしたのは、「プロフェッショナルとして自立できる」ということ。その希望通り、新生銀行はプロとしての経験を積むには最適な環境だと、入社後改めて実感しています。若手育成に熱心な社風。組織がフラットで経営陣との距離が近く、銀行が今どこに向かっているのかを直に肌で感じることができる環境。先輩たちは非常に魅力的で頼もしく、私たち若手の目標となるような心強い存在です。私はこれまで重ねた経験知を持続的に蓄積し、より多角的な視点で企業価値を上げるソリューションが提案できるよう、法務や税務、会計の勉強を含め自己研鑽を図っているところです。同時に、語学スキルも磨きながら、今後一層増加が見込まれる国内企業のアジア進出のためのファイナンスにも積極的に貢献してきたいと思っています。

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