複数の金融機関から成る
シンジケート団で、
会社の顔として窓口を担う。

事務オペレーション・センターコース

シンジケーション部 2015年入社

藤井 玲奈

私の仕事

私はシンジケートローンに係るエージェント業務を担当しています。シンジケートローンとは、複数の金融機関が協調してシンジケート団を組成し、一つの融資契約書に基づき同一条件で融資を行う資金調達手法です。協調する金融機関をまとめて、「シンジケート団」と呼んでいます。エージェントとは、シンジケート団の代理人として事務(借入人と貸付人との間の通知等)の取りまとめをする金融機関のことを指します。複数の貸付人を取りまとめ、借入人との窓口の役割を担っているイメージですね。
当部では、事業法人向けのコーポレートローンをはじめ、プロジェクトファイナンスやLBO(レバレッジド・バイアウト)ファイナンス等のノンリコースローンも取り扱っています。これらの専門部隊とも密接に関わり、情報を共有しながら案件の組成・実施後の管理を行っています。
案件組成時は、エージェントの観点から契約書や事務フローの確認にも関与します。借入人やシンジケート団との交渉段階から契約内容を確認し、借入人及び貸付人への通知を行う期日がいつになるのかを整理し、実際に事務が円滑に流れるのかをチェックします。スケジュールに無理がある場合は、契約文言の修正を依頼します。案件によっては、融資実行日までの期間があまりなく、契約書の内容が一気に詰められることもあります。このような案件では、時間との勝負で素早く対応しなければならない一方で、私たちが判断を誤ると案件全体が成立しなくなる可能性があるため、緊張感は特別なものがあります。
また、融資実行後の期中管理では、資金決済に係る内部事務や契約書類の管理、各種通知、必要書類の発送が主な業務となります。借入人から貸付人に対して、さまざまな確認事項や通知事項が送られてきますので、その取次ぎも行います。そのため、借入人やシンジケート団に参加した各金融機関との関わりも多く、まさに会社の顔として対応する毎日です。私たちが日々対応している電話やメールでのやり取りや対応の一つひとつが、エージェントの評価につながっていると考えると、大きなやりがいを感じます。

仕事のやりがい

借入人や各金融機関の担当者から、感謝の言葉をいただけたときに成長を感じます。最初は、戸惑いの連続で日々先輩や上司に相談をしながら対応していた業務も、今では自分一人で対応できるようになってきました。
日常の業務では、借入人や各金融機関からの問い合わせに対応する機会が頻繁にあります。電話をかけてくる方々はみなさん案件に精通しているため、私たちも、当然同じ水準で案件を理解しておく必要があります。かつ、エージェントとして複数の案件を管理していることから、案件ごとの違いを理解し正確に契約書に記載されている文言を理解しておく必要があります。照会窓口の仕事は、法務、税務、融資事務を理解したうえで案件に精通しなければなりません。そのため、スムーズに対応を行えたり回答できた時は、案件や商品への理解が深まっていることを実感でき、充実感を覚えます。
当部に配属された当初は、電話対応にすら慣れておらず、ちょっとした事務連絡の電話を掛けるだけでも緊張していました。また、シンジケート団に参加している各金融機関や社内関係部から寄せられる質問についても、内容を理解できないことが多々ありました。失敗をしながらも、案件の契約書を何度も読み込んだり、それでも分からないことは、先輩や関係部店の担当者に教えてもらい、少しずつ仕事に自信も出てきました。
今後も、借入人やシンジケート団を構成する金融機関の担当者からさらに信頼していただけるよう、案件や商品への理解を深めていきたいと思っています。「縁の下の力持ち」として組織に貢献できる今の業務は自分に向いている仕事だと思います。

創造したい未来

部署内には目標とすべき先輩が多くいますので、まずは先輩のように業務をこなせるようになりたいです。自分一人でできることは増えていますが、先輩と比べると、歴然たる差があるため、少しずつでも近づいていけたらと思います。ポイントは案件や商品への理解を深めることだと思います。特に、ストラクチャードファイナンスの分野は日々変化しており、複雑な案件が増えているので、業務に必要な知識を身に付け、より高度な案件に必要とされる人材になりたいです。また、自分の経験を生かして今後は後輩や部下の育成にも携わりたいと考えています。

私の働き方

8:30出社
メール等の確認
9:00朝礼
担当チーム内にて情報共有
10:00デスクワーク
関係者への通知等、時限性のある業務を実施
12:30ランチ
担当チームの先輩方や同期とランチ
13:30デスクワーク
ルーティーンワークをこなしつつ、急を要する業務がなければ、今後の業務を確認
18:15退社
繁忙期は遅くなるが概ね20時までには退社

職場の雰囲気

部長を筆頭に上司や先輩が気さくにコミュニケーションを取ってくれ、業務で分からないことなどがあっても聞きやすい環境が整っていると感じます。特に、私が所属するエージェント担当は銀行内でNo1のチームワークではないかと自負しています。エージェント担当は10名でチームが構成されており、そのうち8名が女性です。オンとオフの切り替えもしっかりされており各自が集中して業務に取り組んでいます。他部署との接点も多いのですが、業務を通じて社内に知り合いが増え、問い合わせがしやすく何でも聞ける関係性が構築されていると思います。
立場の上下にとらわれず自由に意見を言うことができ、円滑な業務の推進にもつながっていると感じます。

キャリアステップ

入社1年目

法人企画部 ミドル担当

法人営業部店の融資事務を集中して行うミドル担当に所属。主にグループ会社向けの融資事務を担当し、伝票の作成や契約書の管理を中心に行う。

入社3年目

営業第三部

営業アシスタントとしてグループファイナンス担当に所属。日々の伝票や契約書作成、総務業務に加え、生産性改革プロジェクトの一環としてグループ会社向け融資の所管部店集中化に携わる。

入社4年目

シンジケーション部

エージェント担当に所属し、事業法人やプロジェクトファイナンス案件、LBO案件のシンジケートローンに係るエージェント業務を担当。

※部署名、所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。