1ヶ月間の育児休暇。
夫婦で子どもの成長を見守ることができた、
かけがえのない経験。
リスクマネジメント本部与信企画部/2014年入社(新卒)
笠間 浩之
私の仕事
私の部署では、お客さまの申込情報や借入・返済等のさまざまなデータ分析、債権ポートフォリオの損益実績や多種多様なリスク指標の計数管理を通じて、現状のポートフォリオ状態の把握と、将来に発生しうるリスク量の算出を行い、そこから見えてきたビジネス課題を経営層に発信することを主な業務としています。最近は、損益実績と予算の達成状況を把握するための新しいレポーティングツールの導入に向けて、さまざまなデータ加工やIT部署のメンバーとも連携しながらシステムの構築なども行っています。

仕事のやりがい
一番やりがいを感じるのは、会社の収益に貢献できた時や自身の成果に対して納得のいく評価をしてもらえた時です。自身で行ったさまざまなデータ分析の結果からビジネス上の課題を把握し、課題解決を行うための与信戦略などの提案が実際のビジネスにおいて適用され、課題となっていた事象の改善やポートフォリオ構造の最適化を通じて収益に貢献できた時にやりがいを感じます。また、結果だけはなく、そのような成果に至るまでのプロセスも含め、取組姿勢を評価してもらえた際は、やりがいを感じます。

成し遂げたい未来
カードローンビジネスには、現在私が行っているリスクマネジメントの仕事以外にもさまざまな仕事があり、マーケティングや顧客対応、ITインフラなど、どの仕事も非常に重要です。中でも、個人的に一番重要と考えていて、かつ、やりがいを感じているリスクマネジメントという側面から、会社が抱えているビジネス課題に対して数理的・統計的知識やデータサイエンス技術を用いた最適なアプローチを通じて、会社の収益最大化へ貢献していきたいと考えています。

ある1日
- 7:30起床
- 起床、朝食をとりながら出社準備
- 9:30出勤
- 上司や関連部署からのメール確認、タスク確認
- 10:00チーム会議
- プロジェクトメンバーのタスク確認、今後の方針検討
- 11:00テスクワーク
- プロジェクト用のデータ加工・集計
- 12:00ランチ
- 昼食をとりながら休憩
- 13:00データ分析
- 将来のリスク評価を行うためのデータ分析と資料作成
- 16:00会議
- データ分析の結果について、上司へ報告
- 17:00データ分析
- 上司報告で指摘箇所について、追加のデータ分析
- 18:00退社
- 明日の予定を確認し退社
- 19:30夕飯
- 家族と夕飯
- 23:30就寝
- 明日の準備を行い就寝

職場の雰囲気
入社してからずっと変わらないのですが、日常的にも、会議中などでも上司やチームメンバー間でさまざまな意見を言いやすい風土があると思います。また、個人的には柔軟性のある就業規則や福利厚生があることでの働きやすさも良い点だと思います。実際に私は、子どもが生まれた時に1ヶ月間の育児休暇を取得しました。夫婦そろって生まれて間もない子どもの成長を見守れたことは非常に良かったと思っています。そして最後に、先端技術の導入など会社の成長へ取り組む姿勢も魅力だと感じています。

キャリアステップ
入社1年目
総合企画室 ビジネスストラテジー/ファイナンス部門 企業戦略部
総合企画室では予実計数管理レポートの作成と報告、ポートフォリオのリスク評価を行うためのデータ分析を実施し、企業戦略部では中期経営計画を達成するための適切なポートフォリオ構造をシミュレーションし、関係部署·経営層へ報告·提案を実施しました。
入社3年目
リスクマネジメント部門 与信戦略部
ファイナンス部門からリスクマネジメント部門に異動しリスクマネジメントのキャリアをスタート。主要ポートフォリオの与信戦略KPIを変化させた場合の将来に発生しうるリスク量のシミュレーションを行い、許容可能な追加リスク量の算出と最適な与信戦略KPIの算出を主に実施しました。
入社4年目
リスクマネジメント部門 ディシジョンマネジメント部
ディシジョンマネジメント部では、与信戦略で設定したKPIから、将来におけるポートフォリオのリスク量を算出する標準化シミュレーターを開発し、様々なポートフォリオで将来のリスク量算出で運用できるようにしました。
入社5年目
リスクマネジメント部門 アドバンストアナリティクス部
アドバンストアナリティクス部では、独自のノウハウを持っているベテラン社員が行っている審査をAI化するプロジェクトを担当し、審査をAI化した場合の効果を検証するPoCの実施やAI導入後の新しい審査フレームワークを構築しました。
入社6年目
リスクマネジメント本部 与信戦略部、与信企画部
与信戦略部はお客さまを審査するためのスコアリングモデルや最適化戦略の開発、及び与信関連のプロジェクトを遂行しました。そして現在の与信企画部では、当社が貸付を行っているポートフォリオ全体の予実計数及びデータ分析や、資本リスクの評価や評価に必要な必要なパラメータ算出などのBIS規制業務を担当しています。